不妊の悩みを ひとりにしない

最新のニュース

2026年度(令和8年度)から、東京都の不妊治療サポートはこれまでにない手厚い内容へと進化します。 これまで助成のメインだった「先進医療」に加え、「保険診療分の自己負担額(3割負担分)」が新たに助成対象となります。

東京都の「卵子凍結助成」が2026年度も継続され、さらに対象件数が前年度の倍にあたる4,000件規模へと大幅に拡充されました。

大阪大学などの研究チームが、様々な細胞に変化できるES細胞(胚性幹細胞)から試験管内で精巣の組織を作り出すことにマウス実験で成功しました。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性が体外受精(IVF)を受ける前にビタミンDを補給することが、出産率に影響を与えるかどうかの大規模な臨床試験が行われました。

こども家庭庁が2026年度から、不妊治療のために遠方の医療機関へ通院されるご夫婦を対象に、交通費の8割を補助する新しい制度を始めることになりました。

胚や配偶子を凍結保存している場合、転居先での新たなクリニック探しや、凍結検体の移送に伴うリスク、費用負担などが大きな課題となります。

Fertory(フェルトリー)について:不妊治療の「物語」を紡ぐ場所

Fertory(フェルトリー)は、fertility(赤ちゃんを授かる力)と story(物語)を合わせた名前です。
赤ちゃんを望む日々のなかで、ふとした瞬間に感じる迷いや、言葉にならない思い。そうしたひとつひとつが、少しずつ「物語」として積み重なっていく、そんな場所になればいいなという願いを込めています。

ここでは、不妊治療・卵子提供・代理出産・卵子凍結など、生殖医療にまつわるニュースや公的な発表をもとに、YUuが記事を書いています。
「まずは知ることから」と思っても、専門的な内容は難しく感じることも多いから。私自身も学びながら、できるだけやさしい言葉で整理して、お届けできればと思っています。

記事の下には、感想やご自身の経験を、一言だけ書き残せるコメント欄をつくりました。
読むだけで終えてもいいですし、ふと「この気持ちだけは置いておきたい」と思ったときに、そっと書き込んでもらえたらうれしいです。

今の気持ちが少しだけ整理できたり、誰かの言葉に触れて「一人じゃないかも」と思えたり。
必要なときにだけ立ち寄れる、静かな居場所であること。そんな雰囲気を大切にしながら、皆さんと一緒に、ゆっくりと育てていきたいと思っています。

不妊治療や卵子提供の悩みに寄り添うFertoryのコンセプトイメージ

YUuの紹介:Fertoryをはじめた理由

大学で社会福祉を学び、少子化や家族のあり方、生殖医療をめぐる議論に触れたのが私の原点です。
そこで「妊娠・出産をめぐる選択」が、いかに深く、ときに孤独な決断を伴うものかを知りました。

一度はIT企業に勤めましたが、「誰かの人生の役に立ちたい」という想いが消えず、現在は米国に拠点を置くグローバルチームの一員として、不妊治療を受ける方々と日々向き合っています。
届くメッセージには、教科書の中にはなかった、きれいごとでは言い表せない不安や葛藤が詰まっています。

  • 何年も治療を続けているのに結果が出ない
  • 親や友人に、ここまで踏み込んだ治療のことを話せない
  • 日本と海外の違いを、自分だけでは整理しきれない

こうした切実な声に触れるうちに、情報の不足だけでなく、「安心して本音を置ける場所」が圧倒的に足りないのだと痛感しました。

“For Others, With Others” — 他者のために、他者とともに。
この精神が、私の活動の軸にあります。
病院でもSNSでもない、もっと柔らかくて人間らしい「居場所」をつくりたい。それがFertoryを始めた理由です。

生殖医療の複雑な情報を整理し、安心できるコミュニティへ

生殖医療の世界は変化が速く、複雑です。
だからこそ、このサイトでは出典のはっきりした公的な情報や専門家の解説を、できるだけわかりやすく整理してお届けすることを大切にしています。
私ができることは、小さなことかもしれません。

  • 複雑な情報を、やさしく整理して伝えること
  • 同じ空気を共有できる「場」を整えること
  • そして、「あなたは一人ではない」と伝え続けること

完璧じゃなくていい。迷いながらでも、一緒に考えていける場所でありたいと思っています。
プライバシーの関係から本名や勤務先は公表していませんが、その分、今ここで悩んでいる方々と誠実に向き合うことを何より大切にしたいと考えています。

もし今、誰にも言えない不安や将来への心配を抱えているなら、ここではその一部だけでも言葉にしてみてください。完璧な文章でなくてかまいません。
「同じような気持ちを抱えている人が、ここにもいる」まずは、そう感じてもらえる場所になればいいな、と思っています。